米ゼネラル・モーターズが14日発表した13年の世界販売台数は、前年比4%増の約971万台。
既にトヨタは昨年夏、13年のグループ全体(ダイハツ工業・日野自動車含む)の世界販売台数を過去最高の996万台とする計画を公表しており、GMと独フォルクスワーゲンを上回った模様です。
北米や中近東で、新型車や高級車「レクサス」の販売が好調で台数を伸ばした。
日本国内は12年を下回るが小型ハイブリッド車(HV)「アクア」などHVの販売がけん引し堅調に推移し、インドやタイなどアジアの新興国では伸び悩んだが、おおむね計画通りの販売台数だった模様。
米国販売が2年連続で回復したほか、このところ中国市場も回復し始め過去最高を更新。
しかし、日本国内の販売はエコカー補助金の終了を受けて低迷、11月までの累計では伸びは2%にとどまった。
一方、12年は3位だったフォルクスワーゲンは、今回から傘下の大型トラックメーカーの台数も含めて発表され、13年は前年比約5%増の970万台強となり、GMとほぼ並んだ、主要市場の西欧が不振だったが、中国で初めて300万台の大台を突破し、全体を押し上げた。
2012年8月からVWの傘下に入ったポルシェは、14.9%増の16万2,000台を販売し過去最高を更新した。
米ゼネラル・モーターズやフォルクスワーゲンのトヨタとの差は縮小した模様で、日米欧三つどもえの競争が激化しています。
トヨタ自動車は、2014年のグループ生産計画を1千万台超とする方針を打ち出し、連続世界首位を狙う計画です。
しかし、依然国内販売台数は低迷していますが、消費増税で国内生産が大きく減る懸念があったものの、車体課税の減税などで影響は限定的になるとみている。
外国為替市場は対ドル103円台の円安となり、トヨタの経常収支増えており、トヨタの強気な姿勢は、ほかの産業に波及する可能性もあり、デフレ脱却に貢献しそうです。
外国為替なら、マエストロFXが好調です。
今日の日経平均株価は、対ドルが103円台と1時の105円台から円高になったこともあって、500円近くも値を下げました。
又、11月の日本の経常赤字は過去最大の5928億円の赤字となり、2カ月連続。
原粗油や液化天然ガスを中心とした輸入増加が大きく影響し、最大の要因となった貿易・サービス収支は、1兆3643億円の赤字だった。
貿易赤字をカバーしてきた所得収支は9002億円の黒字で、黒字幅は前年比0.8%増とわずかな伸びで、1兆円に届かなかった。